代表挨拶

 スポーツニッポン新聞社のコーポレートサイトにアクセスいただき、ありがとうございます。皆様の日ごろのご愛顧に心より感謝いたします。

 スポニチは1949年2月に大阪で産声を上げました。以来、私たちはスポーツと、芸能・文化などのエンターテインメントを中心に発信を続けています。

 創刊からしばらくは紙の新聞だけの時代が続きました。その後、技術の進歩によってデジタルなど発信の方法は多岐にわたるようになりましたが、確かなコンテンツを皆様に提供するという姿勢は一貫しています。

 日本はこの間、戦後の非常に厳しい時代はもちろん、近年でも阪神大震災、東日本大震災、コロナ渦など、数多くの社会不安にさらされました。しかし、そうした不安の中においてもスポーツ、エンターテインメントは必ず復活し、力を持ちます。その力を信じ、多くの人々に届け、知ってもらうためにスポニチは日々奮闘しています。

私たちの先人は創刊当時、次のような「創刊のことば」を掲げました。

 『明るく愉しい生命の焔(ほのお)は、そちこちに燃え上がっています。その焔が老若と男女を問わず、全国民の心の中に、もっと赤々と、しかも正しく燃え盛るように。この願いがスポーツニッポンを貫いて流れる精神であります』

 スポーツとエンターテインメントを「日常生活に必要不可欠なもの」と位置づけ、それを広く伝えることによって日本を元気にしていくという強い決意が感じられます。もう一つ、「たのしい」を表現するのに「楽しい」ではなく、「愉しい」を使っている点にも意図が感じられます。

 創刊75年を迎えた2024年2月、私たちは「4つの誓い」を打ち出しました。「あなたの楽しいをもっと愉しく」というミッション(私たちの使命)を掲げたうえで、ビジョン(私たちが目指すもの)として「私たちは『愉しさ製造業』になります」と宣言しました。

 改めて創刊の精神に立ち返り、「愉しい」をキーワードに選び、「人それぞれが直感的に感じる『楽しい』という感情を、より深い喜びや感動、心の充実を示す『愉しい』気持ちに変えていく」という思いを込めました。

 スポニチは今後も様々な情報発信ツールを駆使し、世の中に広く情報をお届けしていきます。同時に、スポーツやエンターテインメントに関わるサービス事業を行う「総合メディア企業」から一歩踏み出した「愉しさ製造業」に変わっていきます。

 創刊100年、さらにその先へ——「愉しさ製造業」として進化していくスポニチを今後とも何とぞよろしくお願いします。

2026年6月

スポーツニッポン新聞社

代表取締役社長

末次 省三