代表挨拶

 スポーツニッポン新聞社のコーポレートサイトにアクセスいただき、ありがとうございます。日頃のご愛顧を心より感謝いたします。

スポニチは1949年2月に大阪で産声を上げました。以来、70年以上にわたって皆様に、スポーツ、芸能、レース、社会問題、レジャーなどに関する情報を届けてきました。
試合の結果・記録、解説・評論など、その情報の正確さ、的確さこそが読者の信頼を得るものだと思っています。その上にたってスポニチの存在意義は、結果の背後にある喜怒哀楽の人間ドラマ、感動の発掘です。野球、サッカー、ゴルフ、テニス、相撲…プロからアマチュアまで、日々の努力を積み重ねてきたアスリートによってなされるスポーツはまさに感動の宝庫です。とりわけ誰もが知っているアスリートの誰も知らない話。その努力、葛藤に迫るのは、取材記者の腕の見せ所です。それらが、決定的瞬間を切り取った迫力満点の写真とともに日々、伝えられています。

それは芸能ニュースも同じです。有名芸能人にまつわる話題は職場、学校、家庭の話題の中心になり、時に社会現象にもなります。例えば、国民的な人気を博したSMAPや嵐の動向は、多くの人々の関心を呼びました。メンバーの生き様こそがニュースなのです。結婚や離婚、芸能スクープが多いのもスポニチの特徴です。また、これまで多くの人に感動を与えてきたレジェンドたちの訃報も大きく扱うことがあります。それは記者たちが取材相手にリスペクトを込めて、紙面で弔辞を述べているのと同じです。

競馬、競輪、ボートレースなどの公営競技は、ギャンブルの要素とともに、最近、純粋に競技を見て楽しむのという側面も大きくなっているような気がします。関係者の努力でずいぶん女性ファンも獲得してきました。経験豊富で、個性豊かな専門記者たちの記事を楽しみにしてください。

スポニチは赤い題字の本紙はもちろんですが、スマホ、パソコンで読むデジタルサイトのスポニチアネックスなどデジタル分野にも力を入れています。本紙が迫力ある大画面の魅力とすれば、アネックスはニュースを手の中で早く手軽に得ることができる情報源です。おかげさまで多くの人々が日々、アネックスを訪れています。

私は手前味噌ながら「やっぱスポニチ」というキャッチコピーが好きです。記事を読んで「やっぱりスポニチは正確ね」「やっぱりスポニチは特ダネが多いよね」と感心していただく読者を一人でも増やしたいと思います。スクープは日本を代表するスポニチブランドを形作る我々の矜持です。

スポニチはスポーツ・エンターテインメント情報を核にした「総合メディア企業」ですので、「ジャーナリズム」と並行して、事業にも力を入れています。社会人野球、ゴルフ、市民マラソン、王将戦、毎日映画コンクールなどの主催・後援などスポーツ・文化事業も積極的に展開しています。有名アスリートや評論家を招いてのシンポジウムが評判の「スポニチフォーラム」は会員企業・団体の交流の場になっており、スポーツ文化の発展に寄与していると自負しています。

最後になりましたが、奮闘する社員は以下の3つの企業理念を仕事の基本にしています。

◆私たちは、より個性豊かで、確かな報道を通じ、読者の信頼と共感を得る。

◆私たちは、スポーツ、芸能など文化の創造と発展に寄与し、楽しく元気な社会を築くことに貢献する。

◆私たちは、心を一つに切磋琢磨し、常に挑戦し続け、たくましい企業を目指す。

どうか、個性あふれ、楽しく、元気で、豊かなスポニチの世界を訪ねてみてください。

スポーツニッポン新聞社

代表取締役社長

小菅 洋人